OSSのナレッジベース(Wiki)Confluenceを個人用として使用したら凄く良かった件

今回はOSSのナレッジベースConfluenceについて紹介します!

この記事は次のような人にオススメです。

  • 個人用のナレッジベースを探している人
  • Self-Hosting(オンプレ、クラウド)でナレッジベースを構築したい人
  • 複数人で情報を共有したい人

このような人にとっては、今日紹介するConfluenceは非常にオススメです。

以下では、Confluenceのメリットを中心に説明します。

目次

何故、Self-Hosingが良いのか

そもそも、Self-Hostingとは自らサーバを準備して、そこにアプリケーションをインストールして運用することをいいます。

では、何故Self-Hostingが良いのでしょうか?

その理由は大きく2つあります。

  1. サブスクリプションモデル型ナレッジベースと違い、コストがかからない
  2. 一度構築してしまえば半永久的に使用できる。

1に関して、サブスクリプション型のナレッジベースとはNotePMやesa等がありますが、これらのサービスを利用するには少なくとも月々1000円程度を支払い続けないといけません。

Self-Hosting型であれば一度ソフトウェアを購入(OSSの場合は無料)し、
サーバにインストールすれば半永久的に使用することができます。

2については、一度構築してしまえば自分で管理している限り半永久的につかえます。他社のサービスであれば、サービス停止等で使えなくなる危険性もあります。

そのため、長期間使用する前提だと、Self-Hostingで自分で管理する方が良いです。

Confluenceをオススメする理由

Confluenceをオススメする理由を紹介します。

Webブラウザ、スマートフォンアプリからアクセス可能

ナレッジベースにあってほしい機能の一つは「クロスプラットフォームに対応」していることです。

Confluenceは、パソコンからはブラウザで、スマートフォンからはアプリ経由で閲覧、及び編集することができるので、非常に便利です。

下記がWebブラウザーで見たときと、ipad miniで閲覧した時のスクリーンショットですが、各々のUIがよくできており、とても見やすいです。

Webブラウザから見たとき

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ipad mini(iOSアプリ)から見たとき

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編集がしやすく、機能が充実

編集機能がとても使いやすいです。

新規ページの作成、既存ページの編集を行いますが、マークダウン形式で書けインタラクティブに反映されることや、目次やレイアウトの設定も多種多様な機能が備わっています。

タスク管理アプリ等と連携可能

Confluenceではかなり多くの自社・サードパティアプリケーションと連携することができ、情報の集約化を効率的に行えます。

中でも、タスク管理アプリのTrelloやJira等と連携を行うことで、Confluence上でタスクを集約し管理することが可能です。

また、チャットツールTeamsやSlackなどとも連携することができ、Slack⇔Confluenceの情報のやりとりがスムーズに行えます。

UIが見やすい

上記の画像にある通り、UIが洗練されており、技術者ではない方でも使いやすくなっています。

サイドバーやトップページはカスタマイズすることが可能なので、よく使うページをのせたりすることで、Confluence上の特定の情報に効率的にアクセスすることができます。

多人数で運用可能

Confluenceは複数のユーザ間で情報を共有することができます。

wiki、ファイルサーバ機能、タスク管理などチーム開発では非常に役立つものがConfluence1つで解決するので導入のコストパフォーマンスが非常に高いです。

あえてデメリットを挙げるとすれば…

ハードウェアの要求スペックが高い?

公式ページが記載する最低限のスペックは次の通りです。

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CPUがクアッドコア2GHzでRAM6GBですと、クラウド環境を契約するとなると約5000円/月くらいはするのではないでしょうか。

私の場合は、CPUが3コア、RAM2GBのクラウド環境に構築していたのですが、時々アプリケーションが落ちていたり、ページのローディングが結構遅いです。

なので、個人で構築しようと思っている方は、ぜひオンプレミス(自宅サーバ)で構築するのも良いと思いますよ。

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この記事を書いた人

セキュリティコンサルタント【経歴】ベンチャー企業にてセキュリティ研究者として新規事業開発に従事した後、大手外資系企業にてペネトレーションテストやゼロトラストなどの幅広い業務を実施。現在はサイバー人材育成に携わりつつ、グローバル資格の効率的な勉強方法やセキュリティキャリアについて情報発信

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