kali linux 2020 リモートデスクトップ環境のインストール手順

今回はkali linuxにWindowsやMacからRemote Desktopを行う方法についてです。

  1. xrdpのインストール
apt-get install xrdp
  1. xrdpの起動
service xrdp start
service xrdp-sesman start
  1. サーバが起動したタイミングで自動起動させたい場合
update-rc.d xrdp enable

ここまでで、Remote Desktopが可能になります。

ただし、デスクトップ環境がGnomeの場合はログイン直後に下記のようなエラー現象が出て、うまく行きませんでした。

  • 画面がブルースクリーンになる (blue screen)
  • 画面が真っ黒になる (black screen)
  • セッションが直ぐに切れる (immediately session close)

原因がわからなかったので、デスクトップ環境をxfceやlxdeに変更しました。

Kali linuxのデスクトップ環境のインストール方法は下記を参考にしてみてください。

Kali Desktop Environments Installation and Removal · GitHub

kali linux 2020であれば、OSインストール時に選択できるので、そちらで行っても大丈夫です。

複数のデスクトップ環境をインストールしている場合、下記でRDP用のデスクトップ環境を設定することができます。

update-alternatives –config x-session-manager

変更した場合、リスタートしてください。

reboot

以上で問題なく、RemoteDesktopができると思います。

 

f:id:yuukoutetu:20200627214733p:plain
kali linux remotedesktop from windows 10

 

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この記事を書いた人

セキュリティコンサルタント【経歴】ベンチャー企業にてセキュリティ研究者として新規事業開発に従事した後、大手外資系企業にてペネトレーションテストやゼロトラストなどの幅広い業務を実施。現在はサイバー人材育成に携わりつつ、グローバル資格の効率的な勉強方法やセキュリティキャリアについて情報発信

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